クリス・アンダーソンの『フリー』は私も読んだのですが。フリーミアムのビジネスモデルは、ネット上でもよく見かけます。フリーミアムとは、「フリー」と「プレミアム」を合わせた造語で、基本的なサービスは無料で提供し、さらに上のサービスは有料で提供するビジネスモデルのことです。
たとえば、アメリカの経済新聞『ウォールストリート・ジャーナル』のウェブサイトは、一部の記事を無料で読める一方、より多くの記事を読むには有料の会員登録が必要です。そういえば、ウェブ新聞は完全無料だった『ニューヨーク・タイムズ』も、同じビジネスモデルを転換するそうですね。
個人ブログでは、ブログの内容を無料で公開している一方、ブログで公開した内容を書籍として販売している人もいます。これはおそらく、本人が好きでブログを書いていたら、たまたまその内容が大好評だったために出版の話が持ち上がり、本人の当初の意図とは無関係にフリーミアムになってしまった例が多いのだろうと思います。
ところで、私は様々なウェブサイト(主にブログ)を運営し、サイトの閲覧を無料一般公開しながら、サイト上の広告で収入を得るという(大げさな言い方をすれば)ビジネスモデルでやっています。しかし、これでそれなりの収入を得るのは大変難しいです。
そこで、一部コンテンツを有料化したり、私のブログの内容をもとに本を出版したりするフリーミアムのビジネスモデルをとれば、収入が増加しそうに思えます。……しかし、そんなの、今の私には到底無理そうです。そうしたことを可能にするには、少なくとも、私が書く文章を、お金を払ってでも読む価値がある水準にまで高めることが最低条件です。しかし、私の文章は、そうした水準にはまだまだほど遠いです。ですが、もしフリーミアムにできれば、収入はもっと増えそうだとは思います。


